つい数年前まで、遠征に苦手意識がありました。
「体調悪くなったらどうしよう」
「方向音痴だし」
「人混み嫌だなぁ」
…エンドレス。行かない理由はいくらでもわいてきてしまいます。お金もかかりますしね。
しかしある時、どうしてもこの目で見たいものがあり、重い腰を上げ「エイヤッ」と新幹線に飛び乗りました。そして初めて現地に足を運んだときの、あの感動たるや。
「ここに推しがいた(いる)んだな…」
としみじみ思いを馳せ、心がじんわり満たされていくのを味わいました。
実際に足を運んでみて、初めてわかることもたくさんあります。辿り着くまでのルートすら、
「こんなお店があるんだ」
「ここも推しが普段通っているかも」
と膨らんでいく妄想。これがまた楽しい。
足踏みしていたのは勿体なかったな、と感じます。一度経験してしまえば、どうということはなかった。
強く思うようになったのは、遠征は体力も気力も使います。当然ながら健康体であることが必要です。
後悔のないよう、自分が元気でいる間は、気になる場所やイベントにはどんどん行くようにしたいですね。